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Kera
以前住んでいた家は割と新しい物件でトイレの中に電源が有りましたので当然据え付け型のウォシュレットが付いていました。
ですが…
約4年前に引っ越した今の家は築年数がかなり古いので当然トイレには電源が有りません。
一応洋式のトイレでは有りますので不便はないのですが…
やはり長年使って来たウォシュレットが無いのはとても辛い。
ウォシュレットの有る生活に慣れてしまうと…
もう以前のトイレットペーパーでお尻を拭くだけでは正直に言ってなんだか気持ちが悪い。
なので何か良い方法はないかと考えていた時にAmazonでウォシュレットで検索していたらハンディタイプのウォシュレットが販売されていたので試しに購入しましたがこれがなかなか良いのでした。
今日は築年数は古くはないけどユニットバスでウォシュレットが使えない方や二階建ての二階のトイレにウォシュレットが付いていない方等の為に有るような、ハンディタイプのウォシュレットの比較をしてみたいと思います。
お品書き
ハンディタイプウォシュレット比較。
TOTO 「いつでもどこでも」携帯ウォシュレット YEW350
パナソニック おしり洗浄器 ハンディ・トワレ 携帯用 DL-P300
今回は上記の二機種に絞って評価をして行きたいと思います。
と言っても…
電動式のハンディウォシュレットは上記の二機種ぐらいしか現在は販売されていないので実質的にどちらがより良いのかを実際に使用してみた結果の感想をレヴューして行きたいと思います。
各ウォシュレットの仕様。
先ずは各ウォシュレットの仕様を簡単にご説明いたします。
TOTO 「いつでもどこでも」携帯ウォシュレット YEW350
・本体サイズ:W6.7×D29.8×H4.6cm(使用時)、W6.7×D13.0×H4.6cm(携帯時)
・本体重量:250g
・素材・材質:ABS樹脂
・原産国:日本
・付属品:携帯ポーチ1個、単3形アルカリ乾電池1個
・吐水量:標準 約8ml/秒(アルカリ乾電池新品時)、
ソフト 約9ml/秒(アルカリ乾電池新品時)
・吐水持続時間:約23秒間
・タンク容量:180ml
パナソニック おしり洗浄器 「ハンディ・トワレ 」携帯用 DL-P300
・サイズ:15.4×4.5×4.5cm(収納時)
・本体質量:0.23kg(本体質量は電池込みの値です。
電池なしの場合は、0.2kgです)
・電池:アルカリ乾電池付(単4×2個)
・生産国:日本
・電源:DC3V(アルカリ単4乾電池2個)
・仕様:シャワー時間HI時:約20秒(アルカリ乾電池新品時)、
シャワー量HI時:約350mL/分 LO時:約230mL/分、
・タンク容量:130mL
・本体寸法:使用時/38×4.5×4.5cm
というような感じの仕様になっています。
タンクの容量の違いによる不便さは?
TOTOのハンディウォシュレットが180mlの容量なのに対しパナソニックの方は130mlと若干容量に違いが有りますがこれはデフォルトではこの容量です。
そしてデフォルトで使用をしてみた感じとしてはやはりトイレのメーカーの老舗だけあってTOTOの方は計算されたタンクの容量で多分普通の方ならばこの容量で排便時のお尻は綺麗にお掃除をしてくれると思います。
一方のパナソニックの方はデフォルトのタンクの容量が130mlと若干少ないので単体ですと若干ですがお尻を完全に綺麗にするのはちょっとコツを要します。
正直言ってこの50mlの差ってかなり大きい。
やはり老舗のTOTOはこういうところは完全に計算して商品を作っている感じがします。
ただしパナソニックのウォシュレットはタンクを増設出来る。
ただし…
これはデフォルトの場合ですのでパナソニックのウォシュレットの場合はデフォルトで付いているタンクはあくまでオマケ?
程度の扱いで本領を発揮するのはペットボトルをタンクにした場合です。
私の場合は下記の画像の様にコーラの350mlのペットボトルをいつも付けて使用をしています。
水圧のちがい。
両者の水圧の違いは結構大きいと思います。
TOTOの方はノズルの穴の数が3つと5つの切り替えで水圧を調節するタイプになっていますがパナソニックのウォシュレットの場合はHIかLOの二種類。
TOTOのノズルの穴が3つで使用した感じですと備え付け型のウォシュレットの中~強の中間ぐらいの水圧でノズルが5つの方を使用した場合は弱~中の中間ぐらいの水圧です。
一方のパナソニックの場合ですとHIのモードで使用した場合の水圧は備え付け型の中程度の水圧でLOモードの場合は弱程度の水圧ですので水圧の強いものをご希望の方はTOTOの方が満足は行くかと思います。
ただし…
パナソニックの方でも通常の備え付け型のウォシュレットで普段から水圧を弱~中程度で使用をしている方なら問題なく使用を出来るかと思います。
洗浄力の差は?
上記に書いた様にお尻の洗浄力の違いは水圧による物も大きいですので単純に比較をすると一見TOTOに軍配が上がってしまうのですが…
TOTOの場合はタンクの容量が一定の180mlですのでお腹をくだした時などにはタンクの容量に少々不満が残る結果にもなります。
ですがパナソニックの場合はデフォルトのタンクの容量は130mlと少ないのですが…
日本で発売されているペットボトルのほぼすべてのペットボトルの口径に対応しているため300ml~500mlの幅の中のペットボトルのお好きな容量のペットボトルを選んで使用できますのでタンクの容量的にはお好みの容量のペットボトルを使用すれば、問題なく使用出来ます。
(現実的には300ml程度のペットボトルで充分です。)
そして洗浄力の差ですがTOTOの方が水圧は強いのですがタンクの容量が180mlですので個人的にはちょっと容量が足りないと思います。
パナソニックの場合は水圧に関してはTOTOの物よりも多少劣ります。
ですがそのタンクの容量を自由に選べますので私の場合ですと上の画像の様にコーラの350mlのペットボトルを使用しています。
水圧が弱い分その水量でお尻を綺麗に洗浄してくれる能力が有りますので個人的にはパナソニックのウォシュレットの方に軍配が上がります。
耐久性。
耐久性に関しましてはTOTOの場合は大体毎日使用をして私の場合ですと10カ月~1年ほどで大体何処かに不具合が起きる気がします。
私は現在のTOTOのウォシュレットで3代目なのですが…
いずれも10カ月~1年で先ずは電池を入れている部分に水の浸食が見られて…
尚且つ下記の画像のタンクと蓋の部分の素材のせいなのかこの部分が緩くなってしまいヒビも入り結果的にはいつも水が漏れてしまい不具合が起きる様です。
(本体に少しヒビが入っていますね。)
ただ…
半年~10カ月程度で常に買い替えても良いという前提で考えますとTOTOの製品も悪くはないですし今まで約3年ほど使用してきて不満らしい不満はその程度です。
一方のパナソニックの方なのですが耐久性に関しては正直言って分からないというのが現状です。
購入をしたのがこの1カ月半ほどですので。
パナソニックのウォシュレットは2020年12月現在全く不具合が全く無いので個人的にはパナソニックのハンディウォシュレットをおすすめ致します
ただ構造的に見るとおそらくこれは予想ですがTOTOの物よりも故障をする具合は低いと見ています。
2020・3/9日・追記
パナソニックのウォシュレットを約1年半使用して居ますが故障も全くなくてとても調子が良く快適に使用出来ています。
なので現状でおすすめしたいのはパナソニックのウォシュレットの方です。
結果的にどちらが良いのか?
ここまで両方のウォシュレットを使用してみた感じをレヴューして来ましたが正直言ってどちらを購入しても満足は出来ると思います。
ただ…
個人的にはパナソニックのハンディ・ウォシュレットを使用してみた感じとしてはタンクの容量を自分のお好きな容量をチョイス出来る事からややパナソニックのハンディ・ウォシュレットに軍配が上がるのかと思っています。
パナソニックのハンディ・ウォシュレットには工夫が必要。
上記に書いた様にパナソニックのハンディ・ウォシュレットにはタンクをペットボトルで増設出来るメリットが有ります。
ですがこの場合に一つ注意したいのがペットボトルの材質が固いものに関してはその構造上水を吸い上げる力が小さいので普通に私が使用しているような感じでコーラの固いペットボトルを使用すると直ぐに水が出なくなってしまいます。
本来で有れば柔らかい材質のペットボトルの例えばクリスタルガイザーの様なエコボトルで有れば問題は無いのですが?
固い材質ですとどうしても直ぐに水を吸い上げる力が弱まりますのでその時は本体とペットボトルを繋ぐ部分を水が漏れない程度に少し緩めて使用をすれば問題なく使用を出来ると思います。
(最近この問題は起きないので初期の私のペットボトルの取り付けミスみたいです。)
これは私の場合ですが350mlのコカ・コーラのペットボトルで充分にお尻が洗浄出来ているかな?
っという時にペットボトルの残量を見ると少し水が残っている程度です。
後はどちらを選ぶかはその方の用途などにもよりますので一概には言えません。
ですが両方の商品を使用してみた感じでは個人的にパナソニックの方がやや満足度は高いのかな?
なんて思っています。
ただどちらも良い商品だとも思っています。
外出時にたまに使用をするので有ればどちらでもお好みの方を選択すれば良いかと思います。
ですがこれも個人的な感想ですが本体が小さくてペットボトルを装着出来る事を考えると外出時にコンパクトなサイズで外のトイレで一々タンクに水を入れるタイプのTOTOのものよりも予めペットボトルに水を入れて持ち歩いていれば直ぐに使用できるパナソニックの方にやや軍配は上がるのかとも思っています。
多分ですが耐久性もパナソニックのウォシュレットの方が有るようにも思いますのでどちらか一つと言われたら僅差でパナソニックのウォシュレットの方に軍配が上がるような気もします。
水圧は確かにTOTOの方が上ですがその水圧による洗浄力をタンクの容量でカバー出来るパナソニックの「ハンディ・ウォシュレット」の方が何かと使い勝手も良いと思います。
何より不具合の起きない設計というのが個人的には気に入っております。
ユニットバスでウォシュレットをあきらめている方には是非ともこの「ハンディ・ウォシュレット」をお勧め致します。