Kera
今日は生活をダウンサイジングするという事を考えていきたいと思います。
TARO
Kera
お品書き
生活をダウンサイジングするという考え方。
先ずは『ダウンサイジング』という言葉を引用にてご紹介致しますね。
規模を縮小すること。
コストダウンや効率化のために小型化すること。
デジタル大辞泉より引用。
実はこんなに簡単な事なんです。
TARO
Kera
具体的にはどうするのか?
TARO
Kera
生活をダウンサイジングするという事は簡単な事で、例えば固定費での割合を多く占める住居費や通信費、保険料などを見直して行くという事です。
例えば私はスマホをキャリアから格安SIMに変更して無理なく、年間6万円超の節約を達成しています。
また保険は離婚をしてから死亡時の保険金の額を極力減らした病気や怪我の際に手厚い保証の支払いが行われる安い掛け捨ての保険に切り替えています。
TARO
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こうした事をかんがみて本日の記事を書いて行こうと思います。
引っ越しの時こそ生活をダウンサイジングする絶好のチャンスです。
今の時期はまさに引っ越しシーズンで、現在住んでいる部屋の更新が近づいてきている方も多いかと思いますが、今日はそういう方にお勧めの『生活をダウンサイジングする』という考えをお話ししたいと思います。
まずは以前記事にした『ミニマリストまでは行かないプチ断捨離のすゝめ』
ですが、現在の私の収入からみたら以前の部屋の家賃の88.000円というのは特に高くもなくよく言われている家賃は収入の1/3以内という指標でもまず問題はありませんし、むしろその金額以上に抑えた金額です。
でもなぜその部屋を引っ越して現在の家賃の部屋に住んでいるかというと一つは自分の住む家(部屋)にはあまり興味がないからです。
興味がないというと少し語弊がありますが、正直、住む部屋なんて不便でなければそんなに広い家に住みたいとも思わない。
狭い部屋に住むメリット。
むしろ以前よりも部屋が狭くなったおかげで高熱費も下がりました。
掃除する箇所が少なくなり、且つ部屋が以前よりも小さくなったので物を持たないという生活にしているので以前の広い部屋に住んでいた時は、一歩間違えたら汚部屋に近い状態だったのですが、引っ越して部屋が狭くなったから物を持たないので部屋は安定していつも綺麗です。
TARO
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家賃は手取り月収の五分の一以内に抑える。
先ずは家賃について考えていきたいと思いますが、家賃は今までの通説では収入の1/3以内というのが定説でしたが私から見たらそれはちょっとおかしいのかな?
っと思います。
仮にのお話しですが30万円の収入のかた(手取りで賞与は含まず)が収入の1/3って言ったら10万円の家賃です。
一見問題はないように思えますが家賃で10万円払ったら残りは必然的に20万円。
その20万円で生活をしていくとなると割と大変だと思います。
給料が30万円の方には30万円なりのくらしがありますので、その給料をいただいている方の趣味や交際費、また食費等を考えていくと、とてもじゃないですが30万円の収入ではやっていけないと思います。
家賃が10万円の間取りって大体1LDKか2Kぐらいだと思うのですがそういう暮らしって光熱費だけで月に1万5千円は掛かるかと思われます。
そこに通信費が携帯と家のネット環境で2万円。
食費が1日2千円にしても月に6万円で合わせると約9万5千円。
家賃を合わせるとこれだけで約20万円もの金額が何もしなくても飛んでいきます。
更に一般の方なら保険も加入しているでしょうから仮に生命保険が月に2万円。
そのほかの雑費を入れると毎月手元に残るのは5~6万円程度。
そこから交際費やら自分の趣味やらと考えていくと貯蓄に回せるお金がほぼないのです。
まあ賞与で貯金している方も多いかと思われますが、計画的に賞与を積み立て出来るのでしたら問題ないですし、月に手取りで30万円をもらっている方ならば安くても賞与が年に2回で100万円以上はもらえると思いますので。
でもほとんどの方はその最低100万円いただける賞与も貯蓄に回せずに急な出費で飛んでいく方の方が多いと思います。
TARO
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私の友人の例。
これは私の友人のお話しで恐縮なのですが、まさに上記に書いたような生活をしているのが私の友人です。
まあ上記の金額よりは若干給与は上ですが家賃が月に12万円なのでほぼ上記に書いたような生活をしています。
まあ友人はそれなりの役職にも就いていますし、賞与もきちんと出ていますから現在はなんとかやっていけている感じなのですが先日内情を聞いたらちょっと大丈夫?
なんて思ってしまいました。
それというのもその友人は今年、55歳で会社のポジションの役職定年を迎える年なのです。
現在は役職にも就いていて何不自由のない暮らしをしていますが貯金を聞いてとても驚きました。
友人は今年で55歳だというのに貯金額が500万円に届いてないとか。
その時は飲みの席だったので何気にしか言わなかったのですが、『55歳で貯金が500万円未満って、これから先かなりキツイよ。』。
という風に言ったのですが、友人は『退職金があるから大丈夫』とのこと。
まあ退職金が1千万円程度は出るからとのことでしたが退職金の1千万円なんてなんやかんやですぐになくなるというのに。
その友人が4年ほど前に前の1DKの部屋から2Kの家に引っ越したのですがそれからしばらくして友人の家に遊びに行った時に正直唖然としてしまいました。
以前の部屋が1DKだったとのことでしたから当然2Kになったら部屋は綺麗に片付いていると思っていたら、2Kの1つの部屋は段ボールで埋まっていて使用出来ないほど。
そして残りの1部屋もデスクとベッド以外の場所は段ボールの山。
それが引っ越してから1ヵ月とかならば分からないでもないです、が引っ越してからもう半年も経った後なのですから唖然という言葉以外に適当な言葉が見つからない。
一体1DKの時はどんな生活をしていたのかと思うぐらいでした。
しかもそれで2Kに越してからの家賃は2万円アップの12万円。
この金額は管理費は別で、管理費を入れると12万8千円だとか。
TARO
Kera
まあ今の状態であれば別に問題はなく生活は出来ているようですが、これが役職定年になったら収入はまず減りますので今までのような生活は出来ない。
しかもその友人はお付き合いの多いかたなので、交際費だけでも月に5万円ぐらいは使っているとのこと。
まあここまで読めば私が心配するのもお分かりになるかと思います。
家賃が収入の三分の一というのは過去の定説です。
少し話しはそれてしまいましたが、表題の件の『生活をダウンサインジングするという考え方』ですが、今までの定説の収入の1/3の家賃というのは見直した方が
何かと良いですよっていうお話しです。
まあこれは私の経験談なので分かりやすいですが、私の現在のアパートの家賃は収入の1/3どころか1/5ほどです。
なんでと言われたら、先ほど述べたように私は家にはそこまでこだわりというものが無いのです。
ある一定のこだわりはありますが、なんなら今の部屋よりも狭くても充分に生活が出来るほどです。
現在の間取りは以前、記事にしたこともあるかもしれませんが、1Kの6畳一間でキッチンが2畳半程度です。
(以前の部屋は25平米で現在は20平米と5平米しか変わらないのですが。)
そしてバスとトイレは別で部屋の窓を開けると割と広い庭もある正直掘り出し物の物件でした。
まあ築40年を超えている物件なのですが、リフォームもされていて部屋は綺麗です。
何しろ昔の造りなので建物自体の造りがかなりしっかりとしていて、隣人の話し声は勿論ですがTVの音や掃除機の音まで聞こえないほどに壁が厚い。
なので家にいるときはかなり静かで、静かな時間を過ごしたければTVもラジオも点けなければ非常に静かです。
押し入れも昔ながらの造りなので上下2段で天袋までついている昔ながらの広い押し入れですが、それでも荷物はほぼ処分してしまったので現在の押し入れは下段に半分程度の荷物があるのみで上段と天袋はほぼ空の状態です。
そして6畳の部屋ですがTVとコタツと小さなデスクに冷蔵庫と水槽という非常にシンプルな部屋です。
現在は6畳ですが、これが仮に4畳半になってもさほど苦にはならないと思います。
以前の記事の『ミニマリストまでは行かないプチ断捨離のすゝめ。』
でも書いたように、物を持たないというのは非常に楽な生き方です。
物が一つ増える毎にその物に対する手間をかけることが増えてしまい結果余計な時間を使うのですからその時間は無駄ですよね。
TARO
Kera
じゃああなたは無趣味で部屋に無駄で余計な物はないの?
と聞かれたらあります。
私は亀やメダカが好きなので部屋に水槽が2つ置いてあります。
以前は4つだったのですが、生体が少なくなるにつれ水槽も整理して不要になった水槽はメルカリアッテで無料で処分してしまいました。
(現在はメルカリアッテは存在しません。)
以前の家にあったTV台も今は簡易的なものにしてローテーブルにTVを置いています。
あのTV台って結構場所を取るんですよね。
以前の部屋では120㎝ぐらいのTV台を置いていましたが、引っ越しの際に処分してしまいましたので今は75㎝のローテーブルにTVを置いていますが
さほど気にならず、むしろすっきりして良い感じです。
冷蔵庫も基本的には外食がメインなので、一番小さいサイズですが中に入っている物は少しの調味料と飲料のみです。
生活をダウンサイジングする方法。
ここで表題の生活のダウンサイジングの件に入りますが、これは妻帯者の方でも独身の方でも共通して言えることなのですが例えば現在奥さんと子供が二人いる
ご家庭の方で3LDKに住んでいる方ならば2LDKや3Kに部屋をダウンサインジングしていく。
また同じ3LDKで70平米のマンションならば、より家賃の安い50~60平米のマンションに引っ越すという事です。
単身者の方ならばもっと簡単ですよね。例えば1LDKの部屋に住んでいる方ならば1DK、もしくは1Kの部屋にダウンサイジングして家賃を減らしていくという事です。
ただ注意していただきたいのは、いまよりも住みにくい間取りの部屋への引っ越しは止めておいた方がいいと思います。
あくまで、現在の間取りのダウンサイジングなので、部屋自体は例えば今までは25平米だったマンションを20平米のマンションに引っ越すとかもしくは思い切って物を処分できそうならば15平米ぐらいにまでダウンサインジングしていくとかすればそれだけで、家賃は3~4割は減らすことが出来ます。
いや、物を減らすのは難しいっていう方でも1サイズ、ダウンサインジングするだけで1~2割は家賃を減らすことが出来ます。
例えば家賃が8万円のマンションに住んでいる方ならば家賃が2割減というと1万6千円が浮く計算です。
1年に換算したら19万2千円にもなります。
10万円の部屋に住んでいる方ならば24万円にもなります。
これが例えば2割の計算ですから3~4割減になればそれはもう1年でとてつもない節約になります。
詳しい記事は下記の記事をご覧下さい。
その減った分の家賃を貯蓄に回すとか趣味に使うなりしていけば自然と多くて3~4割。
少なくとも1~2割は生活費を減らすことが出来ます。
部屋をダウンサイジングするのは良い事ばかりです。
そして部屋をダウンサイジングすれば私もそうでしたが光熱費がやはり2~3割は安くなりますので良い事しかありません。
問題はダウンサインジングするにあたって如何に物を整理して処分できるかっという事になります。
でもよく考えていただければお分かりになるかと思いますが部屋のクローゼットや押し入れに数か月(季節物を除く)も使用していないものはないでしょうか?
多分考えていくとかなりの無駄な物があると思われます。
以前の記事に書いたようにこれからの世の中はデジタル時代です。
紙の書類などで処分できないものはスキャンしてPCに保存するとか音楽CD等は全てスマホか音楽プレーヤーにダウンロードしたり音楽配信のサービスを活用する。
そして書籍等はkindle等の電子書籍のサービスに移行していく。
もうそれをやるだけでかなりの無駄な物が処分できます。
そしてスマホはキャリアから格安SIMに変更し、通信費を削減して行く。
まあ、これは私が実践していて良いと思ったことを書いただけなので無理強いはしませんし、絶対に良いとも言いません。
これからの時代は自己防衛の時代です。
でもこれからの時代は自己防衛をしていかなければやがて破綻するのは目に見えていると思いますので、こういう細かい(でもない?)ところで生活をダウンサイジングして行かないとなかなか難しい時代に突入していると思われます。
すべてはやるかやらないかだけです。
でもやってみると意外と簡単で、無駄な物や大きな家に住み続けているよりも身も心もすっきりすると思います。
まあ経験者は語る的なお話しでした。
ご参考になれば幸いです。
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月々のスマホ代を節約するのも生活をダウンサイジングするという事に繋がると思いますよ。
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