Kera
このブログサイトをご覧になった方はもうお気付きだとは思いますがヘッダーの画像に使用しているギターの数々ですが…
その中でも最もお気に入りのギターの「Gibson Les Paul・レオズヴィンテージ59」です。
このギターの詳しい解説は『コチラ(クリック)』をご覧頂きますと詳しく解説していますので割愛させていただきますが…
このギターは1984年に当時何軒かギター屋さんに通っていたのですがその内の一つの渋谷のギター屋さんで見かけて衝動買いしたギターです。
画像を見て頂ければお分かりになるかと思いますがこの頃のレスポールにしては杢目も綺麗に出ていて俗にいうブックマッチでとても良い感じのギターです。
当時の私は高校生でその時はバイクに乗リたくて「中型二輪」の免許を取得するため親からお金を借りて自動車学校に行くちょっと前に月に一度は通っていた渋谷のギター屋さんに行った時…
当時私は「ジョン・サイクス」というメタルのギタリストが好きだったのですがそのギター屋に「ジョン・サイクス」の愛用している「Gibson」の「レースポール・カスタム」の黒が入荷していてそれを見た私はもう一目惚れしてしまいました。
そして考えた後店員に言って予約してもらいその翌日に購入しに再度ギター屋に訪れた時にその黒の「レスポール・カスタム」の横に光輝いていたのがこの「レオズ・ヴィンテージ59」です。
当時のお値段で確か黒の「レスポール・カスタム」が30万円ちょいでしたが…
こちらの「レオズ・ヴィンテージ59」は59万円丁度というお値段でした。
(因みにレオズ・ヴィンテージ58は58万円というお値段でなんだかいい加減な値段の付け方だな〜?と記憶していますが?)
当時そのギター屋さんの店員さんもこれが「レオズ・ヴィンテージ59」という事は知らずに販売していたみたいで…
店員さんに「このギターなんですか?」って聞いたら「Gibsonレスポール・59年・リイッシュー」ですとの事でした。
当時の店員さんの説明では「このレスポールは限定生産品でこれが最後の入荷です。」
っと言われたので「限定生産」とかいう言葉に弱い私はその場で黒の「レスポール・カスタム」の予約を取り消して「レオズ・ヴィンテージ59」を再予約してしまいました。
ですが黒の「レスポールカスタム」でさえ予算を十数万円オーバーだったのですが「レオズ・ヴィンテージ」は更に予算を20万円以上のオーバー。
でもこの「レオズ・ヴィンテージ」には完全に一目惚れしてしまい当時親を説得してなんとか残りの30万円超はバイトをして支払うという約束でローンを組んで購入しました。
当時はそんなにギターを弾けるというほどでもなかったのですがそれでも当時から欲しいものは絶対に手に入れるという主義だった私はそれはもう必死でバイトをして毎月3万円超の支払いを12回払いで返済していました。
(とは言え普通に2ヶ月や3ヶ月の滞納はしょっちゅうしていましたが…)
エレキギターは中学1年ぐらいから始めましたが最初の一台目は「フェンダー・JAPANのJVシリアルのストラトキャスター」でした。
1983年製・JVシリアルの「フェンダーJAPAN ST-62」ストラトキャスターに「K&T・スラブキング」をマウントしてみました。
そのギターを購入してから直ぐに先日アップした同じく「フェンダー・JAPAN(JVシリアル)」のピンクのギターに一目惚れして最初のギターを売ってそれに足したお金で購入しましたがそれから1年ぐらいでこの「レオズ・ヴィンテージ」に出会ってしまいもう一目惚れで購入しました。
それ以降も何台もギターを買いましたが基本飽き性の私なので買っては売り売っては買いの繰り返しでした…
ですが2台目のギターと3台目に買ったこの「レオズ・ヴィンテージ」は何故か30年来手放していなく未だに所持しているお気に入りのギターです。
その音質は当時レコードで聞いていたハードロックの巨匠たちのサウンドに結構似ていてとてもナイスなサウンドです。
まあ購入した当時は高校生だったのでかなり無茶な扱いをしていましたがネックが折れるという事もなく状態としては30年物にしたら未だにナイスなコンディションだと思います。
購入した当初は少し音が固いかな?
という風に思っていましたが最近たまにスタジオに持ち込んで弾いてみると30年の風格なのかそれとも経年変化か?
そのサウンドに厚みが増してなかなか良いサウンドになったと思います。
まあ楽器って経年変化でそのサウンドが変わるものなのだと思うのですが流石に30年も使うギターって少ない。
私が所有しているギターも30年以上使用しているのは先にも触れた「フェンダー・JAPAN」のピンクのストラトキャスターとこの限定生産品の「Gibson レオズ・ヴィンテージ59年」の2機だけです。
流石にGibson製でしかも今は閉鎖されているカラマズー工場の生産品なのでその造りはとても丁寧。
尚且つ造りがよく出来ており購入してからもう30年以上も経ちますがその間にリペアに出したことはありません。
一時期ギターを弾くのを止めていた時が有りましたがこの10年でまたギターを再開した時に一応馴染みのギター屋さんにこのギターを診てもらったのですが…
どこも修理する箇所もなくネックの反りなども皆無というぐらいで流石は「Gibsonの限定生産品」で「カラマズー工場製」だな?
そして馴染みのギター屋の店長も「ちょっと弾かせてもらえますか?」って結構夢中になって試奏して「これ良いですね~!?」って絶賛されてしまいました。
まあ最近のヒスコレなんかの方がより精密にオールドの58年や59年の精密なコピーのギターを作っていますが…
それらのギターをたまに馴染みのギター屋さんで弾かせてもらうこともありますが多分贔屓目もあるのでしょうが私の所有している「レオズ・ヴィンテージ59」の方が明らかに音は良いと思っています。
まあこの先も手放すことはないとは思いますが、高校生だったころにバイクの免許は取れなかったですが…
でもこちらの「レオズ・ヴィンテージ59」を購入して今では正解だと思っています。
自分では当時の自分の判断を褒めてあげたいと思いますが?
それにしても良いギターです。
高校生でそんなギターを買うこと自体が普通ではない
親もよく援助してくれたものだと思う
単純にうらやましいですね
【匿名】さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
お金の援助はしてもらっていなくて、一部のお金を借りただけで返済はしました。
まあバイクを買っても、当時は50万円以上しましたからどちらかですよね。
でも、今も持っていて弾いているので、結果的にバイクを買うよりかは良い選択だったと思います。