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Kera
今日は久々に映画館で映画を観ようと思い新宿のバルト9へ…
観に行ったのは雑誌でたまたまこの映画についてのレヴューが載っていたり出演している松坂桃李君が番宣でTVのバラエティーに出演していてこの映画の事を語ったりしていて興味を持ったからです。
特に雑誌ではこの映画の監督がこの映画に出演していない俳優さんからなんで俺をキャスティングしないのか?
っと詰め寄られたとかいう記事も載っていましたし原作者の柚月裕子さんがこの本を書くに当たって「仁義なき戦い」を意識していたというインタヴュー等も有りましたので…
私の好きな映画の一つの「仁義なき戦い」を意識しているという事は是非映画館で観なくては!?
っと思い本日映画館に観に行きましたが…
最初にこの映画を観た感想は…
正直言って2時間超の上映時間でしたが時間を無駄に使ってしまったかな?
なので評価は下記の通りかな?
って感じですか?
っという感じです。
先ずはキャストのご紹介から。
・大上章吾:役所広司
刑事二課・暴力班捜査係主任(巡査部長)。
捜査のためなら違法行為も平気でする様な一昔前の刑事でホンマにこんな刑事居るの?っていう役どころ。
・日岡秀一:松坂桃李
刑事二課・暴力捜査班係・大上班のメンバー(巡査)。
県警本部から呉原東署に配属された新人刑事。その裏の顔は大上の違法捜査を内偵するために送り込まれた県警の監察官。
・五十字正平:石橋蓮司
広島仁生会・会長。尾谷組に抗争を仕掛け14年以上に渡り対立している。
・瀧井銀次:ピエール瀧
全日本祖国救済同盟・代表。大上とは旧知の仲で広島仁生会傘下でありながら大上に情報提供をする。
・一ノ瀬守孝:江口洋介
尾谷組の若頭で組長。尾谷の代わりに組を仕切っている。
・高木里佳子:真木よう子
広島の裏社会の社交場「クラブ梨子」のママ。しかし過去に秘密を持っている。
・岡田桃子:阿部純子
アルバイトの薬剤師。怪我をした日岡の治療をしたりプライベートで日岡とも良い仲になるがその裏の顔は?
この他にも名だたる俳優が「孤狼の血」には出演しています。
前述した様にこの「孤狼の血」の発表後に出演していない沢山の俳優から何故俺を出演させないのか!?
という様に俳優界の中でかなり話題になったような映画です。
映画「孤狼の血」を観ての個人的な感想。
まあいつも食べ物の記事で書いている様に食もそうですが映画やドラマに本等の感想も100人居たら100通りの感想が有ります。
ですから私の意見を聞いて鵜呑みにするのではなく自分で確かめるのが必要で大事だという事です。
私の言っている事が正しいとも思いませんし…
事前の知識で分かっていたのは時代設定が暴対法の施工される以前の昭和の終わりが舞台設定という事。
具体的には昭和63年みたいですが…。
そして映画の舞台になったのは広島の架空の都市の呉原という所です。
この映画を観に行く前に一応You Tubeやこの映画の公式サイトも観てから映画を観に行ったのですが…。
映画「孤狼の血」予告動画(YouTube)
事前の情報では「警察組織VSヤクザ」という図式みたいでしたが実際に観てみたら一応その様な図式が有る事は有りますがいくらなんでも!?
っていう数々のストーリーの設定のおかしさに正直困惑でした。
一番無理があるかな?
と思ったのは時代設定を昭和63年に設定しているところでしょうか?
だって昭和63年って言ったら現在からほんの20年も経っていないつい最近です。
私は新宿産まれの新宿育ちで実家は歌舞伎町から徒歩圏内でした。
10代の頃から歌舞伎町で飲んで遊んでいましたがヤクザの街と言われる歌舞伎町でさえヤクザ同士の抗争なんて見た事も聞いた事もありません。
(中学時代の友人の住むマンションでヤクザが射殺されたという事件が1件思い当たりますが…。)
まあヤクザと言えば本家?
は関西なので私が知らないだけかも知れませんがこの映画で描かれている様な事件なんてほぼ無かったと記憶しています。
(まあ映画で思いっきりフィクションなので当たり前なんですが…。)
ここでストーリーを事細かに記事にする事も出来ますがこの映画の公開が今月の5月12日という事でまだ公開されて数日なのでネタバレになるとこれから観る方が面白くないと思われますのでここでは敢えて記事にしません。
ただ…
今の時代にヤクザ映画って?
なんて思ったりしています。
まあ昨年公開された巨匠?
北野武さんが主演と監督を兼ねていた映画の「アウトレイジ・最終章」も基本はヤクザ映画です。
ですがあの映画は完全にエンターテイメントとして。
またそのストーリーやバックグラウンドが現代の様々な社会に通じるものが有ったからこその大ヒットだったかと思われますし意味が有った映画だとは思いますが…。
そして「仁義なき戦い」や「アウトレイジ・シリーズ」にはその作品の根底に流れるある種深いテーマ等が有ったために名作の域に達しているかと思います。
ですがこの映画にはそんなに深いテーマやメッセージといった物は感じる事が出来なかったのは私の感性の無さの問題でしょうか???
公式サイトを見て頂ければお分かりになるかと思われますがその中の一文に
『…コンプライアンスを過度に重視する映像業界と現代社会に対する新たなる挑戦であり…』
っと書いて有りますが…
確かに映像的には過激な描写が数多く描かれていますしなんなら気分を悪くする様な描写が過度に多いと個人的には思う程に結構過激な映像も有りますが…
極論で言うとただそれだけ…
っという感じも無いでは無いのかと…
まあ映像が過激な物を求めるのかというと…
過激な映像ならばスプラッター等ホラー映画では未だ数多く存在しますから過激な映像を観たい層に向けてというので有ればそれも少し疑問に思います。
あの名作の「仁義なき戦い」においては過激な描写っていうのはあまり感じた事が有りませんし北野武監督の「アウトレイジ」シリーズでも確かにヤクザ同士が殺し合う場面で一部過激な描写も有りました。
ただそこまで暴力的な描写ではないですしその手法は今迄に無い斬新なアプローチでの惨殺シーンなのである意味面白かったと思います。
上記の昔のヤクザ映画の名作と現代のヤクザ映画の名作と思われる二つの映画に対してこの映画の過激な描写は個人的にはあまり意味の無い過激さでその暴力的な描写が逆に映画を観ていて不快に思うシーンも多々見られました。
(それが一つの狙いでもある可能性は否定出来ませんが…?)
原作は読んでいないので原作の事については触れませんしなんなら原作は数々の賞を取っている本なので恐らく出来は良いのかと思われますが…
こと映画に関して言えばB級以上の評価を与えるのはちょっと…
っていう感じですか???
これはあくまで個人的にですが主演の役所広司さんは良いと思いますが脇の俳優さん達のキャスティングがヤクザ映画にあまり合っていないのかな?
って思ったりもしています。
準主演の松坂桃李君の最後の方で見せたキレた芝居にはある意味この人ってこういう芝居も出来るんだね?
って思いましたがそれ以外のキャスティングは正直???
でした…
まあバイオレンスな映像や趣味の悪い不快な映像を楽しみたい方にはお勧め出来るかもしれませんが…
あくまで個人的にですが時間とお金を無駄遣いしてしまったと思った映画でした…
そしてこれは完全に余談ですが本作を観に行ったのは本日木曜日の午後4時からの上映のものでしたが…
公開されたばかりという事も有って座席は結構埋まっていました。
そして「アウトレイジ・最終章」を観に行った時にも思ったのですが一見してそれ風の…
所謂チンピラ風の方の姿もチラホラ…
やはりヤクザ映画なんだな~~~…
なんて思ったり…
まあ人生色々ですね…
映画「孤狼の血」はAmazonプライムビデオで視聴出来ます。
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ネットで検索すればもしかしたら無料で観られるサイトも有るのでしょうがそういったサイトの多くはウイルスや個人情報の漏洩などの心配が常に付き纏います。
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