Kera
こちらのオーディオテクニカ・ATH-M20xはかれこれ2年ほど使用をしていましたが、先日、酔って帰宅した際に間違えて踏んづけてしまい、下記の様にもろくも壊れてしまったので、今回、新たにAmazonで購入をしました。
このモデルの他にも、他社のモニターヘッドホンを量販店で聴き比べてみましたが、このATH-M20xと価格差ほど、差の無い音質でしたので、今回もATH-M20xを購入しました。
モニターヘッドホンとは?
こちらの機種はモニターヘッドホンといわれるグループに属していますが、そもそもモニターヘッドホンとは何か?
というと、音のプロなどが細かなサウンドを聴き分けるために作られたヘッドホンで、主にDTMなどで細かい音の修正など正確なサウンドを聴き分けるために作られているヘッドホンです。
以下の説明は基本的に音楽を聴いていく上でのモニターヘッドホンの役割を主に記事にしています。
モニターヘッドホンのメリット・デメリット。
モニターヘッドホンにも音楽を聴く上でのメリットとデメリットが有りますので、以下、その事について、書いて行きます。
メリット
何重にも重なった音を聴き分けられて、そのアーティストがどの様な手法でその音楽を作り上げたのかを聴き分けられる。
デメリット
低域から高域まで音に特性が無く、フラットな音質にしてあるので、スマホなどではイコライザーの調節なくしては迫力の有るサウンドは楽しむことが出来ない。
何故モニターヘッドホンを購入したのか?
何故このモニターヘッドホンを購入したかと言うと、モニターヘッドホンというだけ有って細かいサウンドなども聴き分けられますのでやはりモニターヘッドホンを1台は持っておいた方が良いかと思われます。
最近ではBluetoothヘッドホンなども人気なのですが、私は趣味でギターを弾くのですが、その際にギターアンプから直接音を出すと近所迷惑になる事も有り、有線のこのヘッドホンを購入しました。
ギターアンプからこのヘッドホンで音を鳴らすと、迫力があって素晴らしい音色ですし、その様な用途には抜群の適性を発揮します。
モニターヘッドホンの特徴
皆さんご存知の様に、アーティストがCDなどを作る時は、様々な楽器を何重にも重ねてレコーディングをしていますので、通常のカナル型のヘッドホンやモニターヘッドホン以外のヘッドホンでは音のレンジも狭いですし、各社様々なサウンドの味付けがなされていますので、そういった細かく重ねた音を聴き分けるのは、正直、難しいかと思います。
ですが、この様なモニターヘッドホンは本来、何重にも重なっている楽器の音も区別出来るという特性が有りますから、初見で聴く音楽などは最初にどんな音がCDや音源に入っているのかを聴いてみる必要も有ります。
モニターヘッドホンというだけ有って、何重にも重なっている音も聴き分けられる特性がありますが、同時に低域から高域のサウンドを聴き分けるため、その音質はフラットな音質なので、サウンドに迫力が欲しいとか、重低音のサウンドが聴きたいという方には向かないヘッドホンだとも思っています。
ただし、オーディオ機器にイコライザーがついている場合は、その性能を発揮しやすいですね。
そして音楽をライトに聴く方で有れば、普通に音楽を聴いていても問題は無いのでしょうが、そのアーティストがどんなサウンドを作り上げているのかを聴き分けるのにはこういったモニターヘッドホンで最初に音楽を聴いて、音楽を深く掘り下げて聴いてみるのも良いかも知れません。
最近のアーティストは楽曲の裏で様々なサウンドを取り入れてそのサウンドに厚みを出していますので、そういった楽曲の裏でどんな音を足しているのかは音楽好きの方なら気になる方も多いと思います。
ですが、そういった細かく作られた音楽というものは通常の音楽用のヘッドホンで聴き分けるのは、ちょっと難しいため、こういったモニターヘッドホンが活躍するというわけです。
ですからライトに音楽を聴いている方は通常のヘッドホンでも構わないと思いますが、そのアーティストがどの様な手法でその音楽を作り上げているのか、興味のある方はこういったモニターヘッドホンを使用してみるのも良いかも知れません。
今回購入したオーディオテクニカ・ATH-M20xは価格的にもお買い求めやすい価格帯ですので音楽をもっと深く楽しみたいという方にはとても適したモニターヘッドホンだと思います。
ただ本格的にDTMなどをする方は、もう少しランクの高いモニターヘッドホンを購入した方が良いかと思われます。
ただ、通常の音楽をちょっと深く掘り下げて聴いてみたいという方にはこのATH-M20xで十分だと思います。今日はオーディオテクニカ・ATH-M20xのご紹介の記事でした。
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