Kera
昨夜の夕食は自宅で自炊して軽く済ませたので夜の12時過ぎに寝たのですがどうも小腹が空いてしまい眠れず。
寝床でどうしようかと考えていたら、そういえばここのところ歌舞伎町の『利しり(食べログ情報クリック)』に行っていないな。
なんて思い深夜の2時ころに歌舞伎町へ向けて出発しました。
歌舞伎町の『利しり』についたのは2:30頃。
のれんをくぐり(実際にはのれんはありませんが)忙しそうにしている店員さんに『一人です』って言ったらなんと…
『今日は麺が終わってしまい終わりです』なんて言われて絶句していたら目の前を店主(多分)さんが通ったので私は『もう1食もないの???』
って聞いたら厨房に確認してくれて『いやまだ大丈夫』って言われてホットして席に着こうとしたが満席だったのでウェイティングの席でしばし待つこと10分少々、ようやく席が一つ空いたので着座。
しかし深夜の2:30過ぎなのに満席って…
流石は眠らない街歌舞伎町です。
このお店『利しり』に初めて来たのはもう20年以上も前のこと。
当時私がよく通っていた飲み屋さんの常連の弁護士さんやお医者さんがいて、その方々がよく歌舞伎町の『上海クラブ』に通っていて、馴染みになった私もよく連れていってもらいその時に連れてきてもらったのが始まりです。
ちなみに『上海クラブ』っていうのは総称で、『上海出身』のホステスさんばかりではなく、『中国全土』の土地出身の女性が主に働いていて割と楽しいクラブでどちらかというと年配のお客さんが多いように思います。
私はキャバクラにも何度か接待で行ったことはありますがどうも馴染めない。
これに関しては行ったお店が悪かったのかもしれませんが私が行ったのは1軒、2軒ではないので、多分私の感覚にキャバクラが合わないのだと思います。
これも偏見になってしまうかもしれませんがキャバクラって売り上げが第一っていう雰囲気があるような気がしまして、どうもくつろげない。
その点、上海クラブはホステスさんの年齢層が高めなのもあるかもしれませんが、あまりガツガツしていないというかやはり大陸出身の方々が働いているのでおおらかな感じがします。
ちょっと話しがそれてしまいましたが『利しり』の話しに戻ります。
此処のお店『利しり』の営業時間は18:30~5:00なのですが、過去何度か夜中の3時過ぎに行って麺がなくなって終了ということがあったのをすっかり忘れていて昨日は行ったのですが、まあしかし麺なんてもうちょい多く仕入れておけばいいのに…
なんて思ったりしてしまい。
まあそこいら辺はいろいろと事情もあるのでしょう。
で、着座してしばらくすると忙しそうに働いていた店員さんが注文を取りに来たので、迷わずいつも頼むメニューを大声ダイヤモンド。
(ってAKBかよっ…ってかハロプロにしろよ!?って真野ちゃんに言われそうな…)
『オロチョンの辛さMAX・トリプルスーパー・9倍・大盛りで』って注文。
そう、此処のお店は少し前(でもない?)から流行っている激辛料理の走りのお店です。
開店したのはなんと昭和44年だそうで昭和52年に『利しり』として営業を開始したとのことで、俗にいう老舗であり、この数年の激辛ブームよりも以前から激辛の『オロチョンラーメン』を提供していました。
昨今大人気の『蒙古タンメン中本(食べログ情報クリック)』さんも昔から激辛なラーメンを提供していたらしいのですがこちら『利しり』さんのほうが老舗感はありますね。
以前は月に1~2回は通っていたのですが去年末ぐらいからご無沙汰していたので店主(多分)さんから『なんだか久しぶりだね』なんて言われながら水を飲んで待つこと10分ぐらいですか、ようやくお待ちかねの『オロチョンラーメン・辛さMAX・9倍・大盛』がで~んと登場。
毎度のことながら圧巻な姿でどんぶりがもうでかい。
で一口スープをすすると口の中に辛さ一杯!?
私は辛い食べ物が大好きでたまに『蒙古タンメン中本』さんにも行きますが、此処『利しり』の『トリプルスーパー・辛さ9倍』は『蒙古タンメン中本』さんの『北極』に匹敵する辛さだと思うのですが、辛さの方向性が少し違う気がして『利しり』さんの辛さは旨味の多い辛さで、『蒙古タンメン中本』さんの辛さは、どちらかというと尖がった辛さが特徴だと思われます。
どちらが辛いか、また美味いかは少し次元が違うと思われどちらもそれぞれ良さがあり美味しいです。
特に『利しり』さんのスープには『すっぽんエキス』が入っているとのことで、その旨味が大きいのかもしれません。
好みで言えば『利しり』さんの辛さのほうが私の好みの味なんで『蒙古タンメン中本』さんよりは『利しり』さんのほうによく行くという感じです。
『利しり』さんでは私がよく行って見た感じだと大体の方が普通のオロチョンラーメンを注文し、たまに辛さ『極(2倍)』か
『スーパー(3倍)』でそれ以上の辛さを頼む方は稀です。
そしていつも思うのは此処のお店のお客さんの半数以上がオーダーするのが餃子でその価格は540円と少々お高い感じもしますがこれも歌舞伎町価格なんでしょうか???
でもこれが価格に見合うお味で結構美味しいのです。
なので皆さん普通に先ずは餃子を頼みます。
私が『利しり』さんに伺う時間は大体夜中の1時~2時なんですが、お客さんの層は大体眠らない街、歌舞伎町の同業の飲食関係者さんか、飲んで帰宅するのに終電が終わってしまったサラリーマン、そして夜の蝶のキャバクラ嬢らしき方が多いように思います。
店員さんは厨房の方はかなり年配の方が多くホールの方もアルバイトかと思われますがかなり年配です。
もしかしたら親族で経営しているのかな。
まあしかし本当に美味しい辛さでいつ行っても美味しく満足なお店です。
ブログをメールで購読