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BOSS OD-1Xをレビュー。デジタル技術を駆使したコンパクトペダルの王者、BOSSの意欲作。ブースターとしても秀逸なペダルです。

※この記事にはプロモーションを含みます。

Kera

こんにちは、Kera(@keranolog)です

今日は2014年の発売以来使い続けている、BOSSのOD-1Xのレビューになります。

BOSS OD-1Xはコンパクトペダルの王者、BOSSが35年以上に渡って培って来た技術を駆使して制作されたオーバードライブです。

とりあえずBOSSの公式サイトに書かれている商品説明を見てみましょう。

35年以上に渡って培ったオーバードライブ/ディストーション設計のノウハウと最新技術を注ぎ込んだスペシャルエディションモデルがBOSSコンパクトシリーズに登場。

従来の回路設計では成し得ない表現性とレスポンスを実現した最新の歪みサウンドをギタリストに提供します。

・太く芯がありながらも、レンジが広くクリアなモダン・オーバードライブサウンドを両立。

・どの帯域でも演奏者のニュアンスを反映した自然なコンプレッション感を得られる抜群の弾き応え。

・ギターやピックアップのキャラクターを活かしたサウンドメイキングが可能。

・4つのつまみにより従来のペダル同様のシンプルな操作で圧倒的に幅広い音作りが可能。

・つまみやパネルにクロームパーツを採用、ビンテージスタイルの銀ネジ仕様と合わせ特別感のある外観に。

BOSS公式サイトより引用

上記の様に、コンパクトペダルの王者、BOSSの並々ならぬ意欲を感じさせられますね。

BOSS OD-1Xは発売以来、大人気で、品薄状態が続いていたオーバードライブです。

私はたまたまギターショップに行った際にふと目に留まったので、店員さんに聞いたら、『これが最後の一台です!?』って言われて、試奏させてもらい、即決で購入したので、発売直後に購入する事が出来ました。

以来、現在に至るまで愛用しているオーバードライブ・ペダルです。

BOSSのオーバードライブに関しては、「OD-3」、「SD-1」と、過去使用していましたが、当時の私のプレイスタイルには合わなかったので、直ぐに売ってしまいました。

ですが、同じオーバードライブでも、「OD-1X」は今までのオーバードライブとは、明らかに違うオーバードライブの様です。

BOSS OD1Xサウンドチェック

先ずは、過去の「OD-1」、「OD-3」、「SD-1」、「OD-1X」のサウンドの違いをBOSSの公式サイトの動画でご覧下さい。

OD-1(BOSS公式サイト)

OD-3(BOSS公式サイト)

SD-1(BOSS公式サイト)

OD1X(BOSS公式サイト)

OD-1Xレビュー(下手ですみません)

どうでしょうか?

明らかに今までのBOSSのオーバードライブとは味付けが違いますよね。

オーバードライブとして、とても秀逸なペダルです。

OD-1Xは、上記の動画でのレビューにも有るように、今までのBOSSのオーバードライブとは少し違うサウンドの味付けがなされています。

過去のBOSSのオーバードライブも、今弾いてみると秀逸なペダルだと思いますが、OD-1Xに関しては、とにかくよく歪みます。

OD-1X以前のオーバードライブペダルのOD-3や、SD-1などと比較しても、とにかく歪みます。

特に、私の様に、ハードロックやヘヴィメタル寄りのハードロックをプレイする方にはとてもおすすめ出来るオーバードライブです。

そして回路にデジタル技術を駆使しているせいか、OD-3やSD-1などとは少し趣向の違う歪みとなっています。

OD-1Xは、オーバードライブとして、多彩なサウンドを作る事が出来ます。

上記の画像を見ていただくとお分かりの様に、従来のモデルに使用されていた「ドライブ」「トーン」「レベル」に加えて「High」と「Low」のコントロールが新たに加わっています。

このコントロールにより、ドンシャリ系の激しい歪みサウンドから、テキサスブルースの様な楽曲にも使用出来るサウンドを簡単に作れ、非常に汎用性の高いオーバードライブになっています。

音圧感が凄く、サウンドも太くなる傾向に有ります。

家庭用のアンプでも分かるぐらい、OD-1Xを通したサウンドは、音圧がとても凄く、尚且つそのサウンドも太くなる傾向に有りますね。

特に、スタジオのリハーサルや、ライブの時に、その違いはより鮮明になると思います。

上記の動画の私が弾いてみた動画でも、ペダルをオンにすると、グワっと音圧が増すのが分かりますよね。

上記の動画は、「ヤマハ THR10Ⅱ」を用いての動画なのですが、それでもこの音圧感が出ますので、スタジオなど、大音量でギターを弾いてみると一目瞭然というか、ハッキリとそのサウンドの違いに気づくはずです。

OD-3やSD-1と比較すると、ちょっと音がデジタルっぽい気がします。

BOSSの売れ筋のオーバードライブのOD-3やSD-1と比較すると、根本的な回路の違いにより、ある種のデジタル臭を感じなくもない。

これに関しては、多分、好きか嫌いかで分かれる様な気もします。

私も購入当初はよく使っていたのですが、なんとなくデジタル臭が気になり、「Fulltone OCD」にオーバードライブを買い替えてしまったぐらいです。

とは言え、最近、久しぶりにOD-1Xを引っ張り出して来て、何気に弾いてみたところ、以前とは違う感覚で、何気に良いんですよね?

以前、気になっていた、デジタル臭もそこまで気にならなくなっていて、使い方によってはOCDよりも良い場合も有ります。

歪みの質も中々良きですね。

OD-1Xの歪みに関しては、ドライブを絞るとクリーンサウンドで、そのまま音がブーストされて、多少のコンプ感も感じられます。

また、ドライブを上げて行くと徐々に歪み始め、時計2時ぐらいからかなり荒々しくなり、3時の辺りからほぼディストーションの様にとても歪むペダルですね。

私は普段、2時ぐらいで「High」を2時、「Low」1時ぐらいで使用していますが、私の弾くジャンルのハードロックでは十分な歪みを味わえます。

また、ヘヴィメタル寄りのハードロックを弾く際は4時ぐらいまでゲインを上げて使用しています。

私の場合、基本、ストラトキャスターのシングルコイルPUで弾いていますが、ゲインが2時付近までならばノイズもさほど気にならないですね。

4時付近になって来るとちょっとノイズが出ますが、許容範囲内なのかな?

ぐらいのノイズですね。

また、レスポールなど、ハムバッカータイプのPUで、ゲインをマックスにし、弾くと、ほぼヘヴィメタルのディストーションに近い、極上の歪みを味わえます。

ギター側のボリュームの追随性も中々で、ギター側での歪みのコントロールも割と良い感じですね。

クリーンブースターとしても秀逸です。

私の場合、通常はオーバードライブとして使用していますが、弾く曲によって、RATやOCDをメインの歪みペダルとして使用し、OD-1Xはクリーンブースターとして使用しています。

この様に、ワウペダルの後ろにRATを繋ぎ、その後にOCDとOD-1Xを繋いで、弾く曲によってRATで歪ませた音をブーストしたり、OCDで歪ませた音をブーストしています。

RATやOCDでバッキングを弾きながら、ソロを弾く際にOD-1Xで音をブーストさせると、バンドアンサンブルに埋もれる事が無く、ギターソロが一段前に出て来るので、こういった使い方に関しても素晴らしいペダルだと思っています。

OD-1Xはアルカリ電池でないと機能しません。

OD-1Xを購入し、使用していましたが、プツプツと音が途切れる事象にあった事が有りました。

当初は、ケーブルの断線かと思いましたが、ケーブルを変えても音の途切れが治らなかったので、RATやOCDで試したところ、その様な事が無かったので、購入したギターショップに持ち込んでも、店員さんも分からなかったのでBOSSに修理に出すことに。

数日後、BOSSから電話が来て異常は無いとの回答。

その中で、BOSSの担当者の方が、OD-1Xはデジタル回路を使用しているので、電池の消費量が多いので、通常のマンガン電池だとその様な事象が起きるとの事でした。

ですので、OD-1Xを使用する際は、電源を使用するか、アルカリ電池を使用する事が前提となって来る様です。

これはちょっとした注意が必要ですね。

総合的に見てとても秀逸なオーバードライブ ペダルです。

今回、ご紹介した、BOSS OD-1Xは、とても秀逸なオーバードライブです。

個人的には、ちょっとデジタル臭がするので、使い所を選ぶ感じがしますが、それもRATやOCDなどを使ってみて分かったことなので、OD-1Xを手にして弾いてみると、そこまで気にはならないのかと思っています。

現に、私もOCDを使用する前は、OD-1Xをメインで使用していて納得してギターを弾いていましたので、オーバードライブとしては優秀なペダルでしょう。

まあ、BOSSの公式サイトでも「オールマイティな次世代のオーバードライブ」と表記している様に、今までのオーバードライブという考えで使用すると、ちょっとイメージに合わない場合も多々有るようです。

ただ、OD-1Xは、本当に歪みの幅が広く、どの様な歪みのサウンドでも、一定のパフォーマンスをする事から、どの様なジャンルの音楽にも合うオーバードライブだと思います。

オーバードライブの最初の一台として購入するのならば、音作りの幅から見て、OD-1Xは最良の選択肢になるのかと思います。

とてもおすすめ出来るオーバードライブですね。

ただ…

私が現在メインで使用しているオーバードライブは、「Fulltone OCD」です。

OCDは、OD-1Xよりも、チューブライクな歪みが好きで使用しています。

上記の画像で有った様にOD-1Xは、基本、ブースターとしての使用が多いかな?

これは本当に好みの問題なので、店頭に両方有った場合、是非引き比べて、お好みの歪みサウンドを見付けて楽しんで下さい。

Fulltone OCDのレビュー記事は、下記の続きを読むでご覧下さい。

Fulltone(フルトーン)OCD オーバードライブをレビュー。チューブライクな太いサウンドが魅力のペダルです。

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