Kera
先日、会社の飲み会が有り、その二次会の席で部下から悩みを打ち明けられた。
その内容は単純な事で、誰しもが通る道。
『この仕事がボクに向いているのか分からないし本当にやりたい仕事が分からない。』。
とのことでした。
その後に、私に、『どうしたら良いでしょうか?』なんて質問を受けましたが、基本的に酔っている人間の相談を受けるほど私はお人好しでは無い。
しかも部下はかなり酔っている様でしたので、多分、私がその相談に乗ったとしても、翌日には覚えていないだろう。
サラリーマンを続けていると、後輩や部下に、誰しもこの様な質問や悩みを聞く事もあるでしょう。
今日はそんな悩みに対する私の答えをこの記事にしたいと思う。
やりたい仕事を見つけられるのはほんの一握りの人間だけ。
やりたい仕事を見つけられるのは、基本的に、ほんの一握りの人間だけだと思っています。
私も今の仕事が本当にやりたい仕事なのかと聞かれれば実はそうでは無い。
転職を重ねる内に現在の職に就いたのであって、やりたい仕事が有るから、この仕事を選んだ訳でも無い。
言ってみれば、成り行きの様なもので有る。
そんな私にそう言った質問に答えられる訳もないのですが、一つだけ言える事は、やりたい仕事を見付けられるのはほんの一握りの人間だけで有ると思われます。
そういう意味で考えると、やりたい仕事に就けている方は、さぞかし幸せだろうと思います。
人は何故働くのか?
これもよく後輩や部下に聞かれる質問ですが、大抵は、酔った席での事ですね。
人は何故働くのか?
そう言った質問に関しての答えは単純明快で、ズバリ、『生きて行く為。』。
それ以外の答えは存在しないと思っています。
人間が生きて行く為にはやはり大なり小なりのお金が必要。
その、生きて行くのに必要なお金を稼ぐ為に私たちは好きでも無い仕事を一生懸命にしている。
そう言った意味で考えればこの答えの答えは一択のみで、単純明快に、生きて行く為に仕事をし、その見返りとして報酬を貰って生きているだけ。
たったこれだけの事に悩んでいる方々が多い様に見受けられます。
やりたい仕事を見つける方法。
上記の様にやりたい仕事を見付けたい方におすすめするのは、今の仕事に対して、今一度、真剣に向き合って、一生懸命、ひたすら仕事に打ち込む事が一つの解決方法だと思っています。
今の仕事に対して真剣、且つ、一生懸命に打ち込めない人には次の選択肢で有る、やりたい仕事を見付ける事は不可能だと考えて頂いても良いのかと思っています。
あれもしたい、これもしたいと転職を重ねて行けば、あるいは自分のしたい仕事に巡り合う可能性も少なくは無いと思います。
ですが、大体の方はしたい仕事を探して転職を重ねる内に、やがて歳を取って、したい仕事どころか、それに準ずる仕事にさえも転職を出来ない状態に陥る事は明らかです。
それよりも、今、与えられている仕事に真摯に、そして、一生懸命に打ち込んでさえいれば、やがて自分が心からしたい仕事に出会える可能性が高い。
そう言った意味でも、今の仕事を疎かにして仕事をしている人に天職という出会いは訪れないのかとも思っています。
一生懸命より一所懸命。
先程来、一生懸命と言って来ましたが、仕事をする際は『一所懸命』だと個人的には思っています。
一生懸命に没頭して働くのは勿論のことですが、その仕事にひたすら打ち込んで、一つの仕事に全力を尽くす。
これが『一所懸命』です。
『一所懸命』で仕事を出来ない人には次の仕事は舞い込んで来ません。
一つの仕事にトコトン取り組んだその先に、明るい未来、自分のやりたい仕事に出会える可能性が高いのです。
今の職場は…
今の上司は…
などと愚痴をこぼす前に、今、与えられている仕事に全力の力を注いで、『一所懸命』の気持ちで仕事に打ち込めば、やがてチャンスは必ず訪れる事と思います。
今、与えられている仕事を中途半端にしているうちはチャンスというものは永遠に訪れないと思っていた方がご自身の為になると思っております。
それでもやはり今の仕事は合わないと思ったら転職も1つの選択肢になるのかと思っていますが…
ブログをメールで購読