Kera
先日記事にした『偽関節の自骨移植手術』の続報ですが、先週の木曜日に某大学病院に定期検査に行ったところ…
多分…
今回の手術は成功したようです。
今回の診察では正直、胸がドキドキでしたが、病院に行ってからレントゲンを撮影してからの医師の診察。
まあ診察までは本当に胸がドキドキでしたが、名前が呼ばれて診察室に入室してからの医師の最初の一言が…
『keraさん、もう大丈夫です、移植した骨はほぼくっつきました。』
との嬉しい一言でした。
思えば本当に長かった…。
最初に自宅の13段の階段から何故か分からないですが落下した大事故から約4年半の月日が経ってから、大怪我をした箇所がようやく全て治ったというところです。
以前も記事にしましたが、怪我をした箇所は右の大腿骨の人工関節が折れたのと、左の手首の骨折に左の上腕の骨折というまさに大怪我でした。
その内、右の大腿骨の人工関節の骨折?
は人工関節の置換手術という大手術でなんとか治ったと思ったらその後1年半の間に計14回の脱臼という事態に。
そして左の手首はたしか手術後3ヵ月少々で、骨が付いた様に記憶していますが、左の上腕の手術をした箇所は3ヵ月少々でギブスが取れてから、なんか違和感が有り、左の上腕の真ん中辺りでカクカクする動きが有って、医師にそれを伝えると、ギブスを長らく装着していたために筋肉が固まっているのだとか?
そして医師が言うにはとにかく毎日ストレッチをして左上腕の筋肉を使って筋肉の強張りをほぐして行けばやがてカクつきは無くなるとのことで兎に角毎日ストレッチに励んでいました。
ですが1年経ってもカクつきが治らない。
流石におかしいと思って1年後の検診の時に医師にその症状について聞いてみたら、医師曰く『手術はしましたが骨がつかずに偽関節になっている』とのこと。
当時は偽関節なんていう言葉は当然知らなかったので、家に帰ってからネットで調べてみたら、前回の記事に書いた通りの症状でした。
そこで少し詳しく調べてみたら、『偽関節』というのはよく有る事らしいのですが、手術をした医師にしてみたら、基本的には不名誉な事例だとか?
それで医師もしばらくは『偽関節』ということを認めなかったのかと思いますが、そういう事はもうちょい早めに言って欲しかったかな?
ちなみに最初の手術後から1年経って撮影したレントゲンが下記のものです。
そして先日、某大学病院で撮影した最新のレントゲンが下記のものです。
この画像はスマホで撮影したものを拡大しているのですが、真ん中辺りを見て頂けるとお分かりになるかと思いますが、画像の真ん中の骨が見事にポッキリと折れているのがお分かりになるかと思います。
そして下のレントゲンの画像では骨がほぼついている様子がうかがえます。
そして医師から言われて、本当に動かすだけでとても痛いのにずっとストレッチを続けていた日々がなんだか空しい。
本来ならば医師も左上腕の骨折の治癒手術から半年ぐらいで、もう『偽関節』という事は分かっていたはずなので、それをギブスをつけていたから筋肉が強張っているからほぐすようにストレッチをして下さいというのも少々疑問が残っていますが?
まあ医師も認めたくはなかったのかも知れませんが。
そして大事故の大怪我の手術から約2年少々で手術で取り付けた骨を繋ぐプレートのネジが緩んでいるから再度手術をしなければならないという事に。
そしてその際にようやく左の上腕が『偽関節』になっていると認めたのでした。
そしてその際の説明で、再手術をしなければならないという事と、今回の手術が失敗した場合、その次はもう手がないとも。
そしてその際に次回に受ける手術の簡単な説明を受けたのですが、その手術というものが、自分の腰の骨を骨折している箇所に移植するというある種の大手術だったのです。
医師が言うには、手術の際に現在折れた箇所の骨を繋いでいるプレートを一度外してから腰にメスを入れて腰の骨を削って取り、尚且つトリミングして折れている箇所に埋め込んで移植し、その上で再度、新しいプレートを入れて固定するという大手術でした。
そしてこれも以前の記事に書いたのですが、私は糖尿病なので、手術をする際に、糖尿病だと術後の合併症や感染症を起こす可能性がかなりの確率で高く、手術をするにあたって糖尿病をコントロールしなければ手術は出来ないとの事。
そしてその糖尿病をコントロールするために手術の3ヵ月ぐらい前から入院し医師の治療で糖尿病をコントロールしてから手術をしますとの事でした。
でも自分としてはそんな事の為に3ヵ月近くも前から入院は出来ない。
と、医師の言うことを拒否して、取り敢えず自分でコントロールをするから1ヵ月後の診察で糖尿病の数値が下がっていなければ医師の言うとおりに入院して糖尿病をコントロールする治療を受ける。
という事で話しがついてその日からiPhoneのアプリで食事のカロリー制限をして、1日の摂取カロリーを1600Kcal以下に抑える食事制限を始めて、それから1ヵ月後の診察で糖尿病の数値が実際にコントロール出来ていたので、実際に手術の為に入院したのは手術予定日の2日前での入院になりました。
まあ、その際に医師から絶対に駄目と言われたのは『喫煙』です。
でも私はアルコールは飲まなくても我慢は出来ますが、『喫煙』に関しては正直、『禁煙』は無理!?
と医師の話しを聞きながら思っていたので、医師には
『禁煙します!?』
と言いましたが、実際に『禁煙』を始めたのは入院当日の朝でした。
なので以前の記事にも書いた様に、煙草を吸わない看護師に見破られて、『keraさん禁煙してないですよね!?』と言われた時に看護師にお願いしたのは『医師には黙っていて下さい』。
としかお願い出来なかった。
まあその看護師が実際に医師に言わなかったのかどうかは分からないですが手術が終わって退院する日に医師から『keraさん煙草は絶対に厳禁ですよ!?』と釘を刺されました。
でも自骨の移植手術の前に、その病院は各部位によって医師が違うのですが、腕のスペシャリストで腕の部門のトップの医師の下に何人もの医師が居るのですが、そのトップの医師が居ない時にその部下の人に私は『今回の移植手術で本当に偽関節は治って骨がつくのですか?』と聞いたらその部下の二人は渋い顔をして一言…。
『多分、無理だと思います…。』
との回答が…。
いや、それはないでしょ~~~!?
と思いましたが、とにかく今のままでは普段の生活にも支障を来していたので仕方なく自骨の移植手術を黙って受けましたが…。
そしてこれも以前の記事に書いた通りなのですが、当初の医師の術前の説明では、手術の時間は大体2時間半程度との事でしたが、終わってみれば大幅に手術時間は掛かってしまい、最終的には7時間半という大手術だったようです。
まあそうですよね。
最初の手術で折れた箇所に入れたプレートを骨にネジで取り付けたのを再度、手術で取り外したあとに、腰の骨を折れた箇所に移植してから、再度、別のプレートを骨にネジで取り付ける手術なのですから。
普通に考えても2時間半で終わる手術では素人目にもないとは思っていましたが。
そして、術後はそのトップの医師の部下が診察にあたっていましたが、その際にその部下の医師に、骨が早くつくように何かサプリメント等を摂取した方が良いですか?
と聞いたら、サプリメントは気休めにしかなりませんとの事。
でも、自分としてはそのトップの医師から『これが最後の手段で後はないです』。
と告げられていたので、なんとかしたいと思い、とにかくネットで手当たり次第調べて骨に良いと言われるサプリメントやプロテインなどをもう買いまくりの飲みまくりでした。
まあネットで調べたものなのでその信用性は分からないのですが、骨をつけるにはカルシウムだけではなくコラーゲンやグルコサミン・コンドロイチンなど、その他のサプリメントも必要だとか書いてあったので、とにかくネットで良いと書いてあったものに関しては金に糸目をつけずに買いまくりました。
意外だったのは、骨を形成するためにはプロテインも有効なのだとか。
なので下記の画像のサプリメントやプロテインを兎に角1日の規定の量の倍以上を毎日服用していました。
購入したサプリメントとプロテイン・一覧。
ザバス・『ホエイ・プロテイン』
ディアナチュラ・『低分子コラーゲン』
『カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンD』
『グルコサミンwithⅡ型コラーゲン』
『ストロング39マルチアミノ』
『ビタミンC』
アメリカ製
『グルコサミン・コンドロイチン+MSM』
まあね…お金は結構掛かりましたけど、実際にこれらのものを飲んでいなかったらもしかしたら今でも移植した骨はついていなかったのかも?
まあ、こればかりは分からないですし、医師にもこれらのものを飲んで頑張っています、って言いましたが、医師曰く『気休めですよ…。』との事でした。
でも…
もしかしたらこれらのプロテインやサプリメントの効果が有って『偽関節』の箇所の骨がついた可能性は否定出来ないので、これから『偽関節』の手術や『骨折』の手術をする方や手術後の骨がつかないとお悩みの方にはある種お勧め出来るかとも思っております。
(その効果は正直分からないので、これらのものを試す時は自己責任でお願い致します。)
まあでもなんとか移植した骨がついて良かったです。
恐らくこの記事を読んでいる方は『偽関節』に悩まされている方もいらっしゃるかと思いますが、これらのサプリメントやプロテインは自分で試した結果ですが、個人的には効果が有ったかと思います。
まあ、医師は基本的に医薬品ではないサプリメントやプロテインなどの存在は認めないというスタンスなのでしょうが?
まあでも手術費自体は加入していた生命保険で賄えたのですが、こういう時に生命保険って大事だよな~~~?
と思いました。
なにせ手術と入院で結構なお金が掛かりましたが、実際に支払われた生命保険の額はそれを上回った金額が支払われましたから。
まあ、その浮いたお金でサプリメントやプロテインなどのものをお金に糸目をつけずに買って服用出来たのですから、やはり生命保険って大事ですね。
まあ完全に骨がつくまでにはまだ半年から1年は掛かるらしいので、大好きなゴルフはそれまではお預けなのですが。
でも今回は医師曰く『最後の手段!?』という手術が上手く行って本当に良かったと思います。
まあ『禁煙』だけは医師の指示を守らずに退院したその日からずっと吸い続けていましたが。
でも、これを読んでいる方で『偽関節』や『骨折』で治療中の方は多分『禁煙』しないと骨は付かない可能性は大なので『禁煙』をお勧めします。
私の場合はもう骨がつかなくても仕方なしと思って喫煙を続けていたのでその覚悟がお有りでしたら問題はないのでしょうが?
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