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銀行のカードローンが怖い本当の理由…その先には自己破産も…。

Kera

こんにちは、Kera(@keranolog)です。

多分皆さんも一度は目にしたことがあると思いますが、爽やかな俳優さんや女優さんがニコニコ顔で

・『最短審査30分』

・『窓口に行かなくても大丈夫』

・『口座がなくても大丈夫』

とかいう銀行カードローンのCMが有りましたよね。

 

最近は自主規制なのかどうかは分かりませんがこういったCMあまり見なくなりました。

 

借金っていうのは基本的に怖いものといった認識は持っておいた方がいいと思います。

 

そして今回は銀行カードローンに関してですが何が怖いかというと銀行カードローンには総量規制というものが基本的にはありません。

 

あくまで自主規制なので基本どんぶり勘定でお金を貸してくれます。

(最近は少し厳しくなったようですが?)

 

総量規制というのは収入の3分の一までしか融資が出来ないことですが、消費者金融とはちがい、その総量規制の対象外で基本的に自己申告の収入で審査に引っ掛からなければ希望額を融資してくれて、きちんと返済しているとその内貸し付けの基準額がアップしていくというかなり怖いものです。

(最近は収入証明書等が必要で少し厳しくなったとか言われています。)

 

ですので以前は栄華を誇った消費者金融が総量規制によって衰退した今、変わって存在感を出してきたのが銀行カードローンです。

 

そもそも銀行はお金を貸すことに関してはプロ中のプロです。

 

ですがそれは一般的には企業に対してとか個人でも家のローンとかに関してのプロなので、消費者金融が行ってきたような何に使うかが分からない、使用用途を規定しないお金を貸す行為に関しては素人同然です。

 

そこでどうしたかというと、総量規制で弱ってしまった消費者金融をグループ会社にして、個人に対しての貸付の実績のある、そして情報網もある消費者金融に審査は任せています。

 

これは正直分からない部分が多いのですが一説によると2015年までの自己破産者数は今まで年々下っていましたが2016年は前年を上回ってきたようです。

 

これは銀行の総量規制のない無理なカードローンの貸し付けも原因の一旦だと言われています。

 

まあ普通の方から見たら(私も普通の人ですが)銀行ってそんなに悪いイメージってないですよね。

 

しかもテレビのCMに出ているのは誰もが知る俳優さんや女優さんでそのイメージは爽やかな方が多いです。

 

そういうイメージもあってか昔の怖いイメージの消費者金融などとは別のものといった認識もあるかと思いますが、基本、内容は変わらないとみた方がいいと思います。

 

銀行カードローンで破産者が増加したかもと書きましたが、銀行はカードローンの利用者が破産しようがどうしようがなんの不利も損もありません。

 

その処理をするのはグループ会社である消費者金融が担うのですから。

 

そしてその消費者金融は焦げ付いた債権は損金として計上するので基本的には誰も損はしないという仕組みです。

(お金を借りて返せずに自己破産した方は信用情報をなくして損をしますが。)

 

そしてその良いイメージでお金が必要な方に貸す時はニコニコのCMイメージなのでしょうが、いざ返せないとなると、やはりバトンタッチでグループ会社の消費者金融の怖い???

 

方が取り立てを行います。

(多分…経験がないので分からないですが。)

 

ですので表の顔はニコニコで爽やかなイメージでお金を貸して、返せないとなると裏の顔の鬼の形相の消費者金融が出てきます。

 

今の銀行は以前、記事にしたようにマイナス金利で経営が非常に厳しくなっています。

 

そして企業も現在はそんなにお金を融通してもらう必要がないので更に銀行は弱っています。

 

現在の銀行が個人のお客さんに対して適用する普通預金の金利は僅か0.001%です。

 

100万円の預金をしていても1年につく利息は僅か10円です。

 

なにも銀行カードローンが悪者と言っているわけではありません。

 

銀行カードローンの金利が3%~5%程度ならばまだ理解できます。

 

そのぐらいの金利ならばまあ許容範囲内ですし、お金っていくら預金等の予防対策をしていてもある日突然必要になってくることも理解できますからそれぐらいの金利であれば本当に許容範囲ですし社会的な立場からも認めないわけではありません。

 

が、しかし、銀行カードローンのボリュームゾーンの50万円~100万円以内の金利は安いところでも13%程度で高いところですと18%程度の金利を取るカードローンの銀行もありますから、もうこれはある意味ボタックリもいいところです。

 

100万円預金をしていても1年でつく金利はわずか10円程度なのに、いざ困って借りるとなると一気に13%~18%もの金利を取るのです。

 

これが貸し倒れの場合もあるのならばまだ理解もできなくはないのですが、銀行カードローンに限って貸し倒れはありません。

 

その処理は全てグループ会社の消費者金融が受け持つからです。

 

昔からの有名な言葉ではありますが『銀行は晴れの日に傘を貸して雨の日に取り上げる』っという有名な言葉があります。

 

ようは困っている時には助けてはくれないのが銀行です。

 

まあ人間って生きていればほとんどの方がやむにやまれぬ理由でお金が必要になる場合も多いと思いますし、私自信もそういう時もないでもなかったですし、実際、若い時には消費者金融さんにお世話になったこともありました。

 

ですので全否定は出来ませんし必要なものであることは理解しています。

 

しかも銀行だろうがなんだろうが基本、商売でやっているので慈善事業でやっていない以上は金利を取るのは妥当だとも思いますし決して否定は出来ません。

 

ですが中には年収が800万円なのに貸し付け残高が500万円とかいう場合もあるそうですし、借りる方にもそれなりに理由があるわけですから、1社で足りなければもう1社という風にどんどんと借りる額は大きくなっていき、最後は自己破産っていうことも無きにしも非ずです。

(っていうかお決まりのパターンな気がします。)

 

しかも銀行カードローンの審査をしている消費者金融も横のつながりは基本的にないので1社が限度額いっぱいでも別の銀行カードローンに行けばまた貸してくれる可能性は大です。

 

今現在、国は銀行カードローンに対して規制をするという動きはありません。

 

なので今、お金に本当に困っている方には銀行も貸すのが商売なので多分、審査さえ通過すればその方の提示した収入証明書の中での限度まではお金を貸してくれると思いますが、それは決して親切心からではなくあくまで商売だからです。

 

商売というからには儲けないとならないので、そこの銀行の融資の条件さえ満たしていれば限度額まで融資してくれます。

 

今、銀行はお金を貸したくて仕方がないのです。

 

私のところにも銀行からの電話やメールで『ご融資の御用はないですか』等というものがここ最近多くなってきたと思います。

 

それぐらいに本業が上手くいっていないというのが実情です。

 

あの『レイク』でおなじみの『新生銀行』に至っては、その業務のうちの個人への貸金業の業務の比率が60%をゆうに超えているそうです。

 

これははっきり言って異常ですよ。

 

銀行の本業とは筋違いの業務の比率が60%を超えるなんていうのはもう銀行というよりも貸金業者といった方が妥当かとも思えます。

 

それでも銀行は今のところ自主規制すらしていない状況なのです。

 

こういう言い方はあまりよくないとは思いますが『金の生る木を手放すバカはいない』ということでしょう。

 

だって貸し倒れの心配もなく損をする可能性も全くといっていいほどないのですからこんなに美味い商売はありません。

 

言い方は悪いですが今の世の中は『お金を持っているものが正義』なのです。

 

正直なお話しですが私の友人にも一人銀行カードローンの食い物になっている友人がいます。

 

その友人とはこの4~5年のお付き合いなのですが、以前メールがあって会って飲みたいというのでお会いしてお酒を共にしたのですがなんだか顔色が冴えないのです。

 

そしてお酒が進むにつれてポツリポツリと語り始めたのが自分の運のなさです。

 

そしてお酒の酔いが回ってきたときには私に一言『お金を貸してくれないか』とのことでした。

 

まあ、これが10年来の友人とかで週に1回はお会いしている仲であればその申し出をむげに断ることは出来なかったでしょうが、その時は申し訳ないと思いながらもその申し出は丁重にお断りいたしました。

 

まあ話しを聞いていたら可哀想だとは思いましたが、同時に自業自得だとも思ってしまいましたので。

 

その中で思ったのはお金って確かに100%借りた方が悪いのは分かるのですが、貸す方に問題はなかったのかといえばそうでもないと思います。

 

【貸さぬが仏】という言葉もあるぐらいですから。

 

お金って借りる時は貸してくれる方が神様に思えるらしいですが、私が思うに、貸さないという判断が後の幸せにつながり、貸さない方のほうが神様という場合もあると思います。

 

正直、私がお金に困ったことがないだけだろ!?

 

って言われたらそうかもしれませんが、私にだって本当にお金に困った時もあったこともあります。

 

ですがその時は親類縁者を頼りました。

 

よく、親類縁者にはお金を借りてはいけないって言いますが親類縁者の方々は貸したお金を返さなくてもいいと思っている部分も多いと思います。

 

なのでお金が必要な時は、まず親・兄弟・親類縁者を頼ってみた方がいいと思います。

 

まあ親兄弟や親類縁者ならばお金を返せない場合でも最悪の場合は縁が切れる程度で自己破産まではしなくて済みますから。

 

決して親兄弟や親類縁者からお金を借りて返さなくてもいいですよ。

 

っとは言いません。

 

それは人としてどうかと思うからです。

 

ただ銀行カードローン等から借りて返せない借金で苦しむよりはまし程度だと思ってもらうといいと思います。

 

いずれにせよどんなお金でも借りるというのはあまりお勧めはしません。

 

でも人間って生きていればお金がない時もありますし、どうしても必要な場合もあるので一概には言えませんが。

 

まあ人間、駄目な時は駄目なんで、ある種の諦めも肝心だと思います。

 

まあ神経の太い方ならば銀行カードローンから消費者金融から全ての金融機関であらゆる方法でお金を借りて自己破産っていう手もありますから。

 

でも、その場合は人としてどうなの???

 

っていう疑問は残りますが

 

まあ足るを知るという事が大切な気もします。

 

いずれにせよ借金っていうのは怖いということですか。

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